ネイティブや英語が得意な方の英語を聞いていると、「おっ!今のフレーズ、カッコいい!」って思う事ありませんか。
どうせ英語を話すのであれば、なるべくカッコ良くしゃべりたいですよね。
本記事では、手頃に使える「かっこいい一言フレーズ5選」と、それに関する簡単なエピソードを添えて皆さんに紹介したいと思います。
是非ここで紹介した一言フレーズを覚えて、周りから「かっこいい!」と思われる英語を目指してくださいね。
それでは早速いってみましょう。
Contents
【かっこいい一言フレーズ1】Whenever you want :いつでもいいですよ
日常/ビジネスを問わず、時間の都合を聞かれる場面は多くあります。
回答として「いつもでいいよ」というケースも多いと思います。
(A)When should we meet up? :いつ落ち合おうか?
(B)Whenever you want. :いつでも良いよ
始めて聞いたときは、「おぉ!なんてかっこいいフレーズなんだ!」と身震いしました。
そもそも「whenever(いつでも)」なんて、英語の歌詞でしか聞いた事がなかったんですよね。
「anytime you want」でも同じような意味になるのですが、「whenever」を使ったタイトル表現の方が個人的にはかっこいいと思います。
そんなある時ナショナルスタッフ(※当時は赴任中でした)から「〇〇の件で少し話がしたいのだけど、今日いつ都合が良い?」と絶好の質問が…
ここぞとばかり「Whenever you want!」とドヤ顔で回答したのを覚えています。
実際にはいつでも良いことはなく、そう言い放った後に「でも実は午後に会議があって…」と時間調整が必要でした…かっこう悪い…
聞かれた時に限り発動できる一言フレーズです。
事前にきちんと覚えておき、いざその時にかっこよく「Whenever you want!」と言えるように準備しておきましょう。
周りの目があなたに釘付けになる、かもしれません!
【かっこいい一言フレーズ2】back to you:また連絡します
これはビジネスよりのフレーズになりますが、使用頻度が非常に高いフレーズです。
日本語でも、「また連絡します」と言うようなシチュエーションは多いと思いますが、英語でも同様です。
I will get back to you later. :後ほど連絡いたします。
We will get back to you as soon as we get the information. :情報を入手し次第、折り返し致します。
「Get back」の響きがかっこいいですよね。
「ゲッバッ」って感じです。
このフレーズを使っていると、それだけで「なんかそれっぽい感」を出すことができます。
そして何よりこの一言フレーズ、本当に便利なのです。
仕事柄、海外の客先との会議が多いのですが、各案件の進捗をフォローされることが多々あります。
その際、
「現在、原因調査中で、結果が出次第また連絡します」とか
「関連会社からの情報待ちで、入手し次第連絡します」
と言った説明をすることが多く、この「Get back to you」という表現が非常に重宝するのです。
日常でも使う機会は結構あると思いますよ。
皆さんも是非カッコ良く「Get back to you」と言い放ちましょう。
【かっこいい一言フレーズ3】Exactly:その通り!
普段の会話の中で、「こういうこと?」と確認を求められるシーンってたくさんありますよね。
「そうだよ」と答える場合、「That’s right」や「That’s correct」という回答でも構わないのですが、せっかくなら勢いよく一言「Exactly!」と回答したいものです。
相手を強く肯定することで、会話にもリズムが生まれます。
(A)Do you mean it’s not your fault? :君は悪くないということかい?
(B)Exactly! :その通り!
簡単な一言フレーズですが、日本人が使っているのをあまり聞いたことがありません。
それだけに、「Exactly!」をタイミングよく使うと、「おぉ!英語できる人かな?!」と思わせる威力は抜群です。
カッコよく勢いのある一言フレーズですが、使い過ぎにも注意しましょう。
皆さんも「その通り!」と思った時は、声高に「Exactly!」と言い放ちましょう。
【かっこいい一言フレーズ4】Do you know what I mean? :わかりますか?
話が長くなったり、少し回りくどくなった時に、自分の話が相手に伝わっているか不安になる時ってありますよね。
そういった時に便利なのがこの一言フレーズです。
(長い説明の後に)Do you know what I mean? (私の言ったこと)わかりますか?
ネイティブはDoを省略して「you know what I mean?」とカジュアルに使います。
更にyouの発音も弱いので実際には「know what I mean?」という風に聴こえます。
「what I mean」の部分は、「ワライミーン」という風に発音するとそれっぽく、かっこ良く響きます。
ある時「これって丁寧な表現なのか?」というのが気になり、赴任当時に通訳/翻訳を担当していたナショナルスタッフに聞いてみました。
回答は「失礼ではないけど、丁寧でもない」といったニュアンスでした。
なるべく丁寧な表現を心掛けていた私は、客先との会議においてはこの表現を使うのを避けるようにしました。
質問をしたナショナルスタッフも英語ネイティブではなく、この辺の細かいニュアンスはチャンスがあればネイティブに聞いてみたいなぁと思っています。
【かっこいい一言フレーズ5】My pleasure:どういたしまして
「Thank you」に対して「You are welcome」も良いですが、ワンパターンになりがちです。
そんなときに、エレガントな雰囲気漂う「My pleasure」というフレーズがオススメです。
(A)Thank you so much for your great support :ご協力いただき本当にありがとうございます。
(B)My pleasure :どういたしまして(私の喜びです)。
かく言う私も会話でこの一言フレーズを使えたことはいまだありません。
かっこいいと思いつつ、どうしても日本語訳の「My pleasure=私の喜びです」というのが頭に浮かび、大層な感じがして気が引けるからです。
ただ、相手が使ってくれると非常に気持ちの良い表現で、私も何度か言われたときはとても暖かい気持ちになりました。
皆さんも是非この丁寧で、かっこよく、エレガントな「My pleasure」を使いこなしてくださいね。
幸いメールの受け取り手は優しい方で、私の間違いを”笑顔の絵文字”と共に指摘くれました。
その方(イギリスネイティブ)は、事あるごとに私の英語を直してくれる優しくも変わった方で、よく間違えだらけの私の英語を都度指摘してくれるなぁ、と当時は不思議に思っていました。
ただその方のおかげで、自分の間違えやすいポイントが分かる様になったので、今ではとても感謝しています。
かっこいいフレーズでかっこいい英語を目指そう!
いかがだったでしょうか。
ちょっとしたフレーズを知っていると、「かっこよく」見えるだけでなく、自身の会話にもリズムが生まれます。
もちろんそもそもの英語力を上げていくことが大事ですが、ネイティブの真似をしてそれっぽい表現を使っていくのは楽しいですし、モチベーションUPにも繋がります。
今回は私の独断で一言フレーズをチョイスしましたが、皆さんも本記事に限らず「かっこいい!」と思ったフレーズに出会った時は、積極的に使ってみてくださいね。
1回目に使うのがとても大変なのですが、1度でも自分で使ってしまえば、その後はスムーズに口から出て来る様になります。
そうすると使える表現がストックされていき、どんどん自分の英語が上達していきますよ。
「かっこいい英語」を目指して一緒に頑張りましょう。
以上お付き合い頂きありがとうございました。