【TOEIC】公式問題集の具体的な使い方【最短でスコアUP】

  • 2021年3月8日
  • 2021年9月25日
  • TOEIC
  • 77view

TOEICの効率的な学習方法を知りたい」「TOEICのスコアを最短で上げたい

このように考えている方も多いと思います。実際、社会的なステータスにおいて、TOEICほど有効な英語試験はありません。点数UPはそのまま就職・転職時の大きなアドバンテージになります。就職後も昇進の条件や海外赴任の選定の基準にもなります。

TOEIC学習法【最も効率的な学習法】で、「公式問題集」を使った学習が最も効率的であるということを、3つの理由と共に説明しました。本記事では、「公式問題集」を使った”具体的な”学習方法について説明していきたいと思います。実際私も公式問題集をメインとした学習でTOEIC960(Listning 495/Reading 465)を取得することができました。自信を持ってオススメできる学習法です。

TOEICスコアUPに興味のある方は、是非、最後までご覧くださいね。

公式問題集を使う条件

「TOEICの問題は易しい」なんて言いますが、決してそんなことはないです。実際、日本人の平均TOEICのスコアは523※らしいです。このくらいのレベルですと、昔の私の記憶をたどると、

リスニング
・前半(part1/part2)は部分的に聴き取れるが、分からない問題の方が圧倒的に多い。
・後半(part3/part4)はほとんどわからない。眠くなってくるレベル

リーディング
・前半(part5/part6)は、時間はかかるものの自信を持って回答できる問題もぼちぼちある。
・後半(part7)は、読み返しても意味の取れない文章が多くなってくる。読み終えていない文章を大量に残してタイムオーバー

と言った感じです。TOEICを積極的に受講している、やる気のある人たちの平均で、この程度なのです。私も昔は「こんなの分かる様になる気がしない」という風に思っていました。リスニングは何度聴いてもテキストのように聴こえないですし、リーディングは日本語訳を見ても、しっくり来ません。

さて、表記の公式問題集を使うための英語レベルの「条件」ですが、ズバリ「日本語訳を見て、英文構造を理解できること」です。実力としてはTOEIC500~600前後でしょうか。このレベルに達していない人は、文法の基礎がまだ固まっていないので、そちらを優先する必要があります。このような方は、こちらの記事(【英語】勉強法で失敗したくないあなたへ【必ず納得します】)も是非、参照にしてくださいね。

逆に英文構造を理解できるのであれば、公式問題集を使うことで、ガンガン点数UPを目指せます。やり方を間違えなければ、TOEIC800くらいまでは、一直線で伸びると思います。TOEICの出題範囲はそれほど限られています。最短ルールを駆け抜けて、ライバルを出し抜きましょう。

※アルクPlus ”TOEIC(R) L&R Test、日本の受験者の平均スコアは523点【2019年度】”より引用

公式問題集の使い方:解く編

まずは本番と同じ時間で解いてみましょう。リスニング45分間、リーディング75分間、ひたすら英文を聴いて、読み続けるのは正直、疲れます。特に点数が低い間は、聴き取れる内容も限られていますし、意味が取れない英文も多く、模試を解くこと自体が結構なストレスです。それでも、時間を計って解いてみるのをオススメするのは、

・緊張間の中で本番同等の模試を受けることで、TOEIC本番での緊張を緩和することができる
・模試を解くごとに、自分のレベルUPを実感することができる

からです。

1番目についてですが、例えば私は、公式問題集を解かずにTOEICを受けた際、リスニングで聴き取れない問題が連続し、パニック状態になったことがあります。公式問題集を使って「分からない問題と遭遇した時の気持ちの切り替え」を、徐々に養っていくのも、大事なポイントの一つです。

2番目についてですが、公式問題集を使って学習を進めていくうちに、「あれ?前よりも簡単かも!」と感じることがあります。自信の成長を実感することで、学習のモチベーションUPに繋がります。

大変ですが、ここは頑張りましょう。

公式問題集の使い方:リスニング編

さて、ここから具体的な学習方法に入りますが、まずはリスニングセクションの構成を見てみましょう。

リスニングセクション
Part1 : 写真描写問題  (6問):写真の描写を説明する4つの英文から正しいものを1つ選ぶ問題
Part2 : 応答問題 (25問):ある質問に対して、正しい回答を3つの選択肢から選ぶ問題
Part3 : 会話問題 (39問):2~3人の会話を聴き、その内容に一致する選択肢を選ぶ問題
Part4 : 説明文問題 (30問):アナウンスやナレーション(飛行機や留守電等)を聴き、その内容に一致する選択肢を選ぶ問題

公式問題集は、本書(問題編)と別冊(解答/解説編)の2部構成になっていますが、リスニングの学習では、別冊のみを使います

リピーティング(Part1/Part2)

Part1とPart2は「リピーティング」を行います。「リピーティング」とは、聴いた英文を自分で復唱することです。

———————————————————————
英文   :She’s looking at a window.
あなた:(              聞く         )She’s looking at a window
———————————————————————

こんな感じです。英文を聴き取り、それを短期的に記憶した上で、自分で発声しないといけないので、いやが上にも集中します。Part1/Part2は1文1文が完結しているので、リピーティングがしやすい構成になっています

リピーティングは英文構造を理解しないとできないため、リスニング力UPに加えて、文法や構文の良い訓練になります。どんどんリピーティングして、TOEICの英文に慣れていきましょう。

ワンポイントアドバイス

Part2では、たまに固有名詞を含む比較的長い質問文が出てきます。昔の私は、このような長い一文を完全にコピーしようとして非常に時間がかかっていました。日本語でも、ある程度の長さを超えると、記憶するのが難しくなってきます。もちろん、記憶できるレベルの長さではあるのですが、初級~中級の方があまり無理をせず、

・分からなければすぐテキストを見て音読
・それでも覚えられなければ、一旦パス(次回復習の時にできればOK)
・固有名詞は適当に流す(それっぽく言っておけばOK)

という感じで、気軽に進めていくのが良いですよ。

シャドーイング(Part3/Part4)

Part3とPart4は「シャドーイング」を行います。シャドーイングとは、聴いた音を即座に真似して発音することです。

———————————————————————
英文   :She’s looking at a window.
あなた:( 聞く )She’s looking at a window
———————————————————————

リピーティングとは違い、文章を暗記するのではなく、聴いた音をすぐにおうむ返ししていきます。詳しくは、こちらの記事(【究極の学習法】シャドーイングの超絶メリット【やらないと損?!】)も参照くださいね。

TOEIC500~600くらいですと、「そもそも聴き取れない」という問題がたくさん出て来ると思うので、分からない場合はすぐテキストを確認します。聴き取れなかった部分をマーキングしておくと、次回復習したときに学習の成果が分かりやすくなるので、オススメですよ。

ワンポイントアドバイス

TOEICの英語音声は結構早く、特にシャドーイングに慣れていない方ですと難易度はかなり高いです。そこでシャドーイングを始める前に音読を数回繰り返し、内容を頭に入れてからシャドーイングすることをオススメします。ゼロベースでシャドーイングを行うよりもはるかに難易度が下がります。

また、これも私の過去の失敗談なのですが、「a」や「the」、複数形の「s」も含めて完全コピーを目指すと、何度もCDを繰り返し、テキストを確認する羽目になります。Part3の1セット(3問)を復習するのに、20分以上かかったこともありました。今考えると無駄も多かったと思います。

ポイントは、「細部も含めてシャドーイング”しよう”とはするけれど、細かい部分の正誤は気にしない」ということです。完全コピーを目指すのではなく、少し粗くてもまずは一通りシャドーイングできることを目指します。2回、3回と復習を進めていくことで、精度が徐々に上がっていけばそれでOKです。

隙間時間のリスニング

リピーティングやシャドーイングした英文を隙間時間に聞きます。一端やり込んだ英文なので、時間を空けなければ、ほぼ聴き取れるはずです。この復習を増やせば増やすほど、次回リピーティングやシャドーイングする時の負荷が下がり、好循環で学習を進めていくことが可能になります。

隙間時間の有効活用に関しては、こちらの記事(【隙間時間】英語リスニング便利アイテム3選【有効活用】)も参考にしてくださいね。

復習の目安

現時点のレベルによるので一概には言えませんが、少なくとも3回。できれば5回程度は復習したいです。不十分だと思えば、もっと復習しても良いですし、時間を空けて復習するのもオススメですよ。

1模試のリスニングをすべて復習するのに、ざっくり10時間とすると、公式問題集1冊に2模試入っているので、リスニングパーツだけで、

2模試×3回復習×10時間=60時間
2模試×5回復習×10時間=100時間

こんなイメージですね。レベルが上がってくると、復習2回目くらいで、十分聴き取れるようになるので、その場合は回数を減らしていっても構いませんが、公式問題集1冊、2冊目くらいは上記を目安に進めると良いと思います。

また上の例では、隙間時間をカウントしていませんが、可能な限りリスニング時間を積み足していくことで、TOEICのリスニング能力がグングン上がっていきますよ

リスニングセクションは比較的簡単に満点(495点)を狙えます。是非、公式問題集を有効活用して、リスニング満点を目指してくださいね

公式問題集の使い方:リーディング編

リーディングセクションの構成は下記のようになっています。

リーディングセクション
Part5 : 短文穴埋め問題(30問):短文に空欄があり、適切な単語を4つの選択肢から選ぶ問題
Part6 : 長文穴埋め問題(16問):長文に空欄があり、適切な単語/文章を4つの選択肢から選ぶ問題
Part7 : 1つの文書(29問):様々なタイプの文章を読み、各設問(4択)に答える問題
複数の文書(25問):同上。2つまたは、3つの長文を読んでから設問に答えます。

本書(問題編)と別冊(解答/解説編)の2部構成のうち、リーディングでは基本は本書(問題編)で復習を行います。

音読(Part5/Part6/Part7)

まずは下準備

リーディングセクションはやる事は単純で、全英文および設問を「音読」します。ただ音読を行うための下地を整えておく必要があります。具体的には下記です。

分からない単語のチェック(発音含む)
・内容の確認
・文法事項の確認

公式問題集には、単語やフレーズはかなり丁寧に説明があるので意味を調べる手間はだいぶ省けるのですが、発音記号の記載はないので、発音に自信がない単語は、やはり自分で調べる必要があります。

特にTOEIC500~600くらいの方ですと、1模試分の単語をチェックするのに、非常に時間がかかると思います。ですが、ここを中途半端にしてしまうと後に行う音読の効果が半減するどころか、誤った発音で覚えることになるので、絶対に必要なプロセスになります

公式問題集には、文法の説明はほぼありません。ここがやはり公式問題集を使う最大のハードルで、日本語訳を見ても構文が見えてこない場合は、文法の基礎を固め直す必要があります。ただ一つ裏技として、「Googleで分からない文章をそのまま検索する」というのがあります。同じような疑問を持っている人が掲示板等で質問しているケースがあるので、運が良ければそれで解決します。

後はひたすら音読

さて下準備ができたら、後はひたすら音読です。Part7では本文だけでなく、設問も含め音読をします。3,4周目くらいまでは、別冊の回答を適宜確認する必要があると思いますが、その後は本書(問題編)だけを使って、音読を進めていきます。

設問も含めて音読を繰り返していくことで、

TOEICで使われる単語/フレーズに慣れる(使われる単語は本当に限られています)
TOEICで使われるトピックに慣れる(だいたい同じ題材です)
TOEICの問題パターンに慣れる(出題者のクセがあります)

ことができます。

TOEICリーディングセクションは時間がシビアで、制限時間内(75分)に終わらせるのが難しいと言われていますが、公式問題集で音読学習を繰り返すことで、リーディング速度もグイグイ上がり、時間を余らせることも可能になります。私は概ね10~15分程度余らせて完了し、あとは見直しに充てていました。

復習の目安

こちらも現時点の実力によりますが、少なくとも10周、出来れば15周程度は音読を回したいです。慣れて来ると、1模試分のリーディングパーツ(75分)を1時間未満で音読ができるようになります。

必要な時間を試算すると、1公式問題集1冊に2模試入っているので、リーディングパーツだけで、

2模試×10回音読×1時間=20時間
2模試×15回音読×1時間=30時間

実際には、3~4周目までは単語チェックや内容把握が続くので、上記プラス30~40時間程度必要になると思います。なんせ一回分を1時間以内で読めるようになってから、「何回繰り返すか」が勝負になります。

【科学的に証明された】音読による学習法【失敗しない実践の仕方】でも説明しましたが、音読の効果は素晴らしいものがあります。声を出して読んだ分だけ、英文はあなたの血となり肉となります。声が枯れるまで音読を続けましょう。

最後に

いかがだったでしょうか。

TOEICの学習は決して楽しいものではありません。だからこそ最も優れた教材で効率的に学習を進め、最短距離で目標スコアを達成することが大事になってきます

TOEICの学習で「まずは単語」と言い、単語帳から学習を始める人がいますが、非常にもったいないです。その時間をかけて、公式問題集で学習を進めた方が遥かに効率的です。少なくとも900点までは、公式問題集を使い、リピーティングとシャドーイングおよび音読を行っていけば、必要な単語は自然に覚えられます。All in oneになった公式問題を使わない手はありません。

本記事を参考に是非、効率的にTOEICスコアアップを目指して下さいね。

以上お付き合い頂きありがとうございました。

最新情報をチェックしよう!