「英語で話をするとき、会話が続かない…」こんな悩みを持っていないですか。
「相手が言っている事がわからないから、返答できない」こんな方も多いのではないでしょうか。
私も昔、同じような悩みを抱えていました。
会話が続かず、気まずい空気が流れる…
相手が気を使って話を振ってくれるも、それすら聴き取れない。
会話が続かないことを恐れて、いつしか英会話恐怖症になっていました。
英語で話を続けるためには、英語力の上達は欠かせません。ですが、
本記事では、英語での会話が続かない人のために、解決策を3つ紹介したいと思います。
英会話に悩んでいる方は必読ですよ。
Contents
続かない会話の解決策1【聴き取った”単語”から話を展開する】
会話は自由だ
やってしまいがちなのが、聴き取れない時に都度「Sorry?」や「Could you say that, again?」と聞き返してしまうことです。
「え?わからないんだから、仕方ないんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
少し例を挙げますね。
【例】What do you like to do in your free time?
という質問を受けたとして、部分的にしか聴き取れなかったとします。
【聴き取り例1】what xx xxx xxxx to do xx xxxx free time?
これは余裕のパターンで、「何」「余暇」「すること」なので、余暇にすることを話せば良さそうです。
【聴き取り例2】what xx you like xx xxxx xxxx xxxx?
この場合は、好きなことを聞かれている可能性が高いので、そのことを話し始めることができそうです。
【聴き取り例3】xxxx xx xxx xxxx xx xxxx free time?
これは難易度が高いですが、「余暇」に関連することを話し始めれば、実際の質問から大きく離れる可能性は低くそうです。
【聴き取り例4】xxxx xx xxx xxxx xx xxxx xxxx xxxx?
聞き直しましょう😊
はい、そういう部分もあると思います。
聴こえなかった部分を別の様に解釈したら、推測の仕方は他にもたくさんありそうです。
ただ、ここでお伝えたいのは
ということです。そもそも、
例えば、「暇な時、何してるの?」という質問に対して、
「Netfilxに入会してさ、結構オススメよ(=ネットで映画を見ているよ)」とか
実際の会話は自由なのです。
少しずれた回答があった際に、
あえてそのように回答したか、
実際にはわかりません。そして、
ましてや、話し手は外国人。
仮に明らかに質問とずれた回答をしたとしても、都度「Sorry?」と聞き返されるよりも10倍ストレスはありません。
少なくとも会話は進むからです。
「聞き間違えたのかな?」と思いつつ、話を聞いてくれるはずです。
ビジネスは別
念のためですが、仕事では上記をしたらダメですよ。
大変な事になります。
仕事においては分かるまで聴き直しましょう。
また自信がなければ、相手の発言を自分の言葉で要約して理解を確かめましょう。
続かない会話の解決策2【自分の鉄板ネタを作っておく】
話題を選ぶ
「オンライン英会話を続けているうちに、自己紹介だけはスムーズに言えるようになった」というのは良く聞く話です。
自己紹介だけではなく、一般に話題に出やすいことをスムーズに言えるようにしておくと、英会話のハードルがグーンと下がります。
例えば、下記のような話題がオススメです。
・仕事のこと
・趣味のこと
・流行りの映画や本のこと
・話題のニュースのこと
・語学(英語)学習のこと
自分で選んだ話題に関して、あらかじめ文章に起こしてスラスラ言えるように暗記しておくと良いですよ。
色々な話題を一気にやろうとすると腰が重くなるので、自分が一番話したい話題を一つだけ選んで準備しておきましょう。
話題を振ってみる
さて、例えば「家族」の話題については、自信を持って話せるようになったとします。
英会話の中で、気まずくなってきたなぁ…となっと時に、「家族」の話題を相手に振ります。
相手は自分の家族に関して、色々と話をしてくれるでしょう。
そしてその後、あなたにも話題を振ってくれるはずです。
仮に振ってくれなくても、「自分はね」と、話を始めましょう😊
「困ったら〇〇ネタを振ろう」と思えるだけで、気持ちが楽になり会話にも余裕が出て来ます。
更に鉄板ネタを複数個もっていると、少なくとも初対面の会話では「会話に困ることはないな!」という自信が生まれます。
おまけのメリット
鉄板ネタを使って英語を話し始めると、「舌が滑らかになり次の話題の時にも話し易くなる」というメリットもあります。
「Yeah」「uh-huh」「Really?」と言うように相槌を打ってばかりでは、話す勢いはなかなか生まれません。
自分から積極的に話をすることで、更に「会話をしよう」という勢いがでてくるものです。
是非あなたの鉄板ネタを見つけて、会話をスムーズに進めてみてくださいね。
続かない会話の解決策3【シンプルに伝える】
「英語で話している内に、自分が何を話したいのかわからなくなった」という経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私も経験があるので、気持ちはすごくわかります。
→「意図しないことが口から出て来る」
→「そのことに焦ってパニック状態」
→「結果、収拾がきかなくなる」
という感じです。
自分すら分からないのに、相手に伝わる訳ないですよね。
「相手もわからないよなぁ」とわかっているだけにどんどん焦りが大きくなります。
さてこのような状況を避けるために、自分の言いたい事をなるべくシンプルに伝えることが大事になってきます。
初心者の方は、以下の3点を抑えるだけでも、自分の話が伝わり易くなるはずですよ。
「About」で話題をクリアにする
話の始めに「about/について」を付けるだけであなたの話が伝わる可能性はグーンと上がります。
新たな話題を始めるときは必ず「about」から始めるようにしましょう。
「because/so」で因果関係をクリアにする
「because/なぜならば」と「so/だから」を積極的に使い、因果関係を明確にしてあげましょう。
例えば「XXX(聞き取れない)。だから私はあそこのパン屋さんが好きなんだ」と言われれば、XXXのところで「パン屋が好きな理由を言ったんだな」ってわかりますよね。
「after that/before that」で時系列をクリアにする
Aが起こって、Bが起こって、Cが起こって、というような説明をする際に、「after that/その後に」が便利です。
「A happened, after that B happened, after that C happened」というように説明してあげると、時系列がはっきりします。
同様に、「before that/その前に」も便利ですよ。
是非、これらのキーワードを上手く使って、自分の言いたい事をシンプルに相手に伝えてみてくださいね。
ビジネス向けですが、普段の会話にも役立つ表現がたくさん載っています。
こちら「【レビュー】ペラペラビジネス英会話【仕事で急に英語が必要になった方へ】」で詳しくレビューしていますので、よろしかったら併せてご覧くださいね。
【まとめ】会話を続けるために
いかがだったでしょうか。
英語の学習において、「アウトプット」=「自分の知っている知識を使って表現すること」は非常に大事です。
その中でも英会話は双方向のコミュニケーションです。
「気まずさ」を打開して会話のキャッチボールさえ続けば、英会話は最高のアウトプットになります。
是非本記事を参考に、続かない会話を打開し、楽しく学習を続けてくださいね。
以上お付き合い頂きありがとうございました。