【簡単便利】辞書アプリで効率UP【英語学習の新常識】

効率的に英語学習を行いたい」「無駄をなるべく無くしたい」「できるだけ快適に勉強を進めたい

英語学習者ならば、誰もが考えることだと思います。私も合理主義なので、英語学習で無駄な時間は極力なくすように心がけてきました。その中で無駄が多かったのが「辞書を使って単語を調べる時間」です。中学の頃は、教師からは「苦労して調べるから単語の意味を忘れないのです」なんて言われましたが、そんな訳はありません。単語を調べている時間は無駄でしかありません

さて、今回ご紹介するのは、辞書アプリです。、私は英語学習の際、8割以上は辞書アプリで単語を調べています

本記事では、「辞書アプリがなぜ便利で効率的なのか」を、私が現在使用している辞書アプリベースで紹介していきたいと思います。英語学習を効率良く進めたい方は必読ですよ。

英語辞書いろいろ

辞書アプリの説明に入る前に、その比較として代表的な辞書の形態を何点かピックアップして紹介したいと思います。

紙の辞書

若い方は使い方を知らない方もいると思います。逆に年配の方ですと、今でも使っている方もいらっしゃるかもしれません。私も中学生まではギリギリ使っていたと思います。

調べる時間は、その”スキル”に依存します。慣れている方ですと、電子辞書に勝るとも劣らずの速さで調べることも可能です。ただやはり、調べる速度においては優れた方法とは言えません。また学習の際に、重い辞書をいつも持ち歩く必要があるのもデメリットです。

一方、紙媒体のメリットは、自由に書き込みができることです。調べた単語にチェックを入れたり、重要と思う部分に線を引いたりすることで、辞書を自分色に染めていくのは、紙の辞書にしかできない点です。

電子辞書(デバイス)

紙の辞書の存在を始めに脅かしたのは、電子辞書です。辞書の情報を丸ごと詰め込んだ電子辞書は、調べるのも簡単で持ち運びも楽、ということで一時期、非常に脚光を浴びました。

ただ、問題は価格です。一般的な電子辞書ですと、1万~3万くらいするのが普通です。豊富な情報や便利な追加機能もありますが、結局使うのは通常の辞書機能だけ、ということも多いと思います。また軽いとはいえ、電子辞書自体をいつも持ち歩く必要があるのも、難点の一つです。

オンライン辞書(ネット検索)

インターネットが普及し、かつその回線速度も高速化するに従って、「オンライン辞書」が一般的になってきました。無料で「weblio」や「英辞郎」と言った優れた辞書にアクセスできるようになったのは、革命的でした。

また更にそこに拍車をかけたのは、スマホの普及です。スマホ1台あれば、そこからネットにアクセスし、自由に英単語を調べることが可能になったのです。

辞書アプリ

スマホにインストールして使用する辞書アプリですが、大きく2種類あります。

インターネット接続型:アプリで検索のプラットフォームを用意し、検索時はインターネットに接続して、単語を調べるタイプ。Weblioのアプリがこれに該当します。
独立型アプリの中に必要な情報をすべて含まれており、インターネットに接続しなくても使えるタイプ。電子辞書をアプリにしたイメージです。

本記事でオススメしたいのは2番目の「独立型」の辞書アプリです

オンライン辞書 vs 辞書アプリ

オンライン辞書の難点

さて、現在においては利便性の観点から表記の2大辞書が、有力候補になると思います。

基本オンライン辞書が情報量としては最強なのですが、唯一最大の欠点は「ネットへの接続が必要」ということです。これは以下2つの問題につながります。

(1)ネット環境がないと調べられない
(2)検索時のタイムラグが存在する

(1)についてですが、ネット環境が整って来たとは言え、まだまだ電波が届かない場所は多く存在します。電波がゼロとは言わなくとも、3Gしか届いていなかったり、電波が不安定だったりすることはよくあります。また例えば、「電車」→「トンネルで電波切断」、「飛行機」→「電波制限」等、一時的にせよネットが使えない環境というのは存在します。

(2)については、仮にネットに接続できたとしても、ネット経由で単語を調べると必ずタイムラグが存在します。たかがコンマ数秒~数秒としても、何万・何十万回と検索を行う英単語検索に対しては、馬鹿にならない時間となります。ましてや、回線が不安定な場合ですと、しばらく画面に検索結果が出ないこともあり、英語学習のリズムが乱れる大きな弊害です。

辞書アプリの優位性

さて、上記問題点を解決するのが辞書アプリです。独立型の辞書アプリですと使用時にネットに接続する必要がないので、オンライン辞書のようなネット接続の問題は起こりません

「インターネットに接続せずに十分な情報量があるの?」という疑問が浮かぶかもしれませんが、適切な辞書アプリを選べば十分過ぎる情報が含まれています。

私が使っている辞書アプリ

私は4年ほど前から、「ジーニアス英和・和英辞典」の辞書アプリを使っています。英和:訳10万5000語、和英:約8万3000語と収録されており情報量としては十分です。よほどの専門用語でない限りは、検索して、載っていないということはありません。値段は5,140円と少し張りますが、これでいつでも英単語を検索できることを考えれば、決して高くない投資だと思います(それより以前は3,000円弱の別のアプリを使っていましたが、いくつか不満がありジーニアスに切り替えました)。

実使用上において私がこのアプリを気に入っている点を下記にあげますね。

発音音声が付いている

これは基本ですね。音声付きは必須です。

アメリカ発音が記載されている

発音はイギリス/アメリカで統一して覚えないと、ちぐはぐになります。辞書によっては、アメリカ発音の記載がなかったり、記載はあるものの、イギリス/アメリカ発音の区別がないため分からないことがあります。

アメリカ発音の並記

スペルミスの自動補正

地味に助かるのが「スペルミスの自動補正」です。一般の辞書アプリでは、1文字間違えると検索結果が出てこないものがあり、スペル間違い探しに時間を費やすことになります。その点、この「スペルミスの自動補正」機能は、仮にスペルが若干違っていても、自動で検索していた文字を推測してくれるので無駄な時間を省けます。


importantを誤ってinportantと記入した例

詳しい解説

例えば、「see」という単語を調べると下記の様な解説が出てきます(ほんの一部です)。もちろん「see」が重要単語という事もありますが、単語の意味に加え、文法や語法、類語やイディオム(熟語)等、豊富な解説があり、「調べたけどわからない」ということはほとんどありません。

seeの検索結果(ほんの一部)

イディオム検索モード

イディオム検索モードがあるため、イディオムを調べたい場合は、単語から検索をかけるよりもはるかに簡単に見つけられます。

 


イディオム検索

履歴機能とブックマーク機能

履歴機能:調べた単語は自動的にHistoryにリスト化されていきます。「調べる単語」=「知らない単語」なので、私は暇なときに過去調べた単語を覚えているかパラパラ確認することがあります。
ブックマーク機能:右上のしおりマークを付けておくとBookmarksのリストに保存されます。私はあまり使いませんが、こちらも上手く活用すれば復習等に便利かもしれません。


履歴モードとブックマーク機能(右図のリストは履歴機能)

最後に

いかがだってでしょうか。

私は、普段の学習においては、基本「辞書アプリ」なのですが、

・パソコンで勉強している時
・スラングや特殊の表現を調べる時
・類義の違いを調べる時

等は、「オンライン辞書」も活用します。どちらが優れているというよりも、用途によって使い分けるのがスマートです。

有料版でしか良い辞書アプリがないのが残念ですが、一回料金を払いダウンロードすればその後ずっと使うことができます。私が紹介したアプリ以外にも良いアプリはあるかもしれません。いずれにせよ、英会話スクールや高額な英語教材に何万円も払うよりも遥かに有効な投資だと思います。真面目に英語学習されている皆さんであれば、後悔することはないと思います。是非、辞書アプリの導入を検討してみてくださいね。

以上お付き合い頂きありがとうございました。

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