要注意?!失敗しない洋楽で学ぶ英語学習法【5つの注意点とその対策】

皆さん、洋楽は好きですか。お気に入りの洋楽を聴くだけで、英語力UPに繋がるのであれば、こんなに嬉しいことはないですよね。

本記事では、洋楽による英語学習方法に関して、陥りがちな5つの罠とその対策についてまとめています。正しく取り入れれば、大幅な英語力アップが期待できる一方方法を誤ると、いくら時間をかけても全く効果は期待できません。洋楽を用いた英語学習を検討されている方は、是非、最後まで見ていってくださいね。

それでは早速、見ていきましょう。

1.歌詞を確認せずに繰り返し聴く

単純に音楽として楽しむのであれば、全く問題ないのですが、英語学習としては、残念ながら効果は期待できません。聴き取れない部分はいつまで経っても聴き取れないからです。歌詞を確認して、意味を理解した上で初めて、洋楽学習の効果が期待できるのです。

【対策】

必ず歌詞とその意味、出来れば個々の単語の意味やフレーズについても、ネットで調べましょう。過去に何度も聴いた洋楽の歌詞を、改めて調べてみることもオススメです。「こう言っていたのか?!」という発見で、その楽曲への新たな気づきがあるのも新鮮ですし、既に何度も聴いて、音が耳に残っているため、非常に効率よくその洋楽を理解することができます。

2.テンポの速すぎる曲を聴く

ラップや、アップテンポの曲では、通常の会話では起こらない音の脱落や変化が見られるためオススメしません。日本語のラップでも、「きちんと歌詞を言ってないのでは?」と言う部分が時々ありますよね。1つの母音に子音がいくつも重なる英語では、この現象がより顕著に出てきます。

【対策】

初心者の方は、バラードがオススメです。一語一語が比較的クリアなので、発音の学習にうってつけです。例えば、聞き分けが難しい、hat(帽子)/hot(暑い)等の違いも、発音が明瞭なバラード調の曲を繰り返し聴く事で、その違いを”耳”が理解してくれるようになります。そうすると、今までできなかった聴き分けが出来る様になるため、リスニング能力アップに繋がります。

3.歌詞の表現をそのまま会話で使う

楽曲の歌詞は、日本語でもそうですが、普段あまり使わないオシャレな言い方やひねった表現が出てきますし、文法的に正しくないことも良くあります。語感に疎い初心者が、これら表現をそのまま覚えると、誤った表現を身に付けてしまう可能性があるため、注意が必要です。

【対策】

語彙や表現をネットできちんと調べましょう。汎用的な表現であれば必ず出てきますし、調べても分からない表現は、特有の表現の可能性が高いため、歌詞と合わせて「そんな感じ」程度で留めるようにしましょう。有名な曲であれば、解説サイトもあるため、初心者は有名な楽曲を選ぶと、調べる手間が減るためオススメですよ。

4.聴くだけで歌わない

もちろん、聴くだけも効果は見込めるのですが、内容を理解して聞き取れる曲を、口ずさまないのは本当にもったいないです。何度も聴いた曲でも、リズムに合わせて歌おうとすると、「あれ、歌詞のゴロが上手く合わないな」という経験をされた方も多いと思います。歌詞を曲に合わせて歌うことでこそ、英語独特のリズムを学ぶことが出来るのです。

【対策】

暇なときに、とにかく口ずさみましょう難しい箇所は何度も聴いて、歌えるようになるまで練習しましょう。1曲歌えるようになるまで、思ったよりもずっと時間がかかると思いますが、その分あなたの発音とイントネーションは、確実にネイティブに近づきます。また発音できる様になるまで練習すると、歌詞の中の単語や表現も自由に使えるようになるため、アウトプットの訓練にもなります

5.あまり好きでない曲を聴く

「英語の学習だ」と張り切って、ネットでオススメされるまま、馴染みのないアーティストの、聴いた事もない曲を選定する、というのも陥りがちなパターンです。洋楽を用いた学習は、「お気に入りの曲を聴く」が大前提です。好きでもないアーティストの曲を聴いても、長続きしませんし、何よりも楽しくないですよね。

【対策】

2.の速すぎる曲だけは避けて、あとは好きな曲を選びましょう。自分でアレンジしたMy favariteを作って、繰り返し聴くのがオススメですよ。

まとめ

洋楽を用いた英語学習の醍醐味は何と言っても、楽しみながら出来る事。また、覚えた楽曲は、暇なときに歌い放題のため、時・場所を選ばないというのも大きなメリットですね。カラオケが好きな方は、学習の集大成として、是非みんなの前で、ドヤ顔で歌ってみてください。綺麗に歌えたら、普通に「かっこいー!」ってなりますよ。

皆さんも是非、洋楽を普段の英語学習に取り入れて、楽しみながら勉強を続けてくださいね。

以上、お付き合い頂きありがとうございます。

 

最新情報をチェックしよう!